本業務は、東三河建設事務所管内に位置する大型カルバート８箇所について、各部材の状態を把握、診断し、構造物に必要な措置を特定するために調査点検を行い、維持管理を適切に行うための必要な情報を得ることを目的とした。
大型カルバートの形状は、内空幅Ｂ＝８．０～６．０m内空高Ｈ＝２．９～５．０mの規模であり、調査点検に高所作業車を使用した。
今後の維持管理資料として、補修費の概算工事費を算出した。補修対策工法として、ひび割れ注入工法と、ポリマーセメントモルタルを用いた左官工法を採用した。