本業務は、名古屋市守山土木管内の排水路の現状（健全度・劣化・損傷等）を詳細に把握し、施設の修繕・改築計画を策定することを目的とする業務である。
調査業務は、主に管渠と函渠を対象とし、直接目視による調査とテレビカメラによる調査を実施した。水路内の作業は、酸素探査機の使用、送風機の使用等、酸素欠乏症に対する適切な処置を実施した。
設計業務は、排水路更新計画策定のため管路診断・劣化原因調査資料に基づき，劣化・損傷箇所について、修繕改築の要否、緊急度の診断を行った。
管路診断結果を元に改築又は修繕の工法検討結果より、施設の優先度、施設の延命化、事業予算の平準化を考慮し、経済性も含めて改築・修繕計画の策定を行った